あけましておめでとうございます。
既に1月も終わりに近づいておりますが、今年もどうぞよろしくお願い致します。
あまり消防設備とは関係ないように思えるかもしれませんが、防災という点におきましては、関わりがあるので、今回は町内会入会時のメリットとデメリットを書かせて頂きたいと思います。
町内会というと一般的にあまり良いイメージを持たれてる方も多いかと思います。
筆者自身も正直町内会にはあまり良いイメージを持っていませんでした。
※では、何故入会したのか？
筆者自身が入会した理由（現在は脱会しております）は、ある噂を耳にしており、
その噂というのは、夏休みのラジオ体操の参加景品が町内会の予算より出されており、町内会に入会していない子は、景品を頂く時に「お宅は町内会に入会してないから、あげられないよ」と言われる事があるという事で、親のいない所で子供にそんな事言われても、傷ついてしまうと思い、筆者は入会しました。
噂の事実はどうだったのか？
噂については、そのような酷い事を言う人はいなかったです。
周りはみなさん、とても優しい方ばかりでした（ラジオ体操の担当の方）、
町内会に入会しているお宅でも、していないお宅でも参加した全ての方に優しく声をかけて頂いておりました。
ただし、参加景品は町内会の予算でというのは本当でした。
※入会方法は？
筆者が入会しようとした時は、自ら札幌市のサイトから調べて行って、該当区の担当であろう部署に電話をかけて、指定された部署に電話を掛け直すこと数回で当該町内会の方にとりついで頂けました。
町内会には入ってほしいと良く耳にしていたのに、非常に入会方法がわかりづらいので、町内会が10組織程固まっている、連合会という会合に出席した際に、もう少しわかりやすい入会方法を考えないと、若い人は入会しないし、平均年齢は上がる一方なので、サイトを作ったらどうかと提案したのですが、スルーされました。
しかし、そういった声が多かったのか現在では、入会方法がわかりやすいサイトやアプリができたようで、良い傾向かなと思っております。
＜入会のメリット＞
・町内会費より慶弔金が頂ける。（各町内会による）
筆者の町内会費は月額200円でした。
個人情報保護が当たり前の時代に年度ごとに入学する子の表があり
該当のお宅にアポイントを入れてから、お祝い金を渡しに行くという、なかなかの作業がりました。なかには日本語が通じない方もいらっしゃって、翻訳アプリを駆使して頑張りましたが、怪しいと思われ引き返す事もありますが、役員の協力もあり、あとから連絡がきて再度お渡しに行くということもありました。
頂く側であれば、待ってるだけで大丈夫です。
お悔やみの際は、新聞で確認が多かったです。
・夏祭りなどの出店で使える金券が千円程頂ける（各町内会による）
・顔を知っている人が多くなり、人脈が広がり、知って頂けるがゆえに防犯面では少しあんしんできる。
これついては、町内会の役員をやっていると筆者の家族も覚えてもらえるので、
顔を合わせると、○○で見たよとか言われます。
考え方によりますが、筆者は家族が帰ってこなかったりすることがあったり、闇バイトがのニュースを視聴したりしていると、顔を知っている事と、知られている事は筆者にとってはプラスに考えられました。
・除雪パートナーシップで入る場所をある程度調整できる。
これについては、毎年町内会長が除雪場所と実施するかしないかを決めて、各除雪センターに連絡しなければいけないので、役員の話を聞きながらの調整になります。
（役員以外に顔を合わせることが無いので大体そのようになります。要望書などがきていれば、その範囲も考えながらの調整になります。）
※除雪パートナーシップ～市と町内会が折半で決められたコースを年1回除雪して頂く制度。（今後、制度自体が無くなる可能性があります。）
＜デメリット＞
・役員をすぐに勧められる。
これについては、筆者に関しては、自分の班の班長により、泣き落としで翌年の副会長にされました。（副会長になると翌年は会長をやらなければいけない）
筆者の在籍していた町内会では、班が何個かあり、持ち回りでその年の副会長を選任できないと、その班の班長がやらなければいけないという取り決めがあり、運悪く副会長を自分の班から出す年に班長をやっていると、もれなく自分でやる事になります。
筆者は当時の班長から、介護があって、難しくなんでもできる協力はするし、名前だけでいいからやってほしいと頼まれましたが、当然言われたようにはなりませんでした。
副会長→会長→副会長（副会長は2名）の流れで役員をやるので、副会長を受けると最低3年は役員確定です。
会長になると、決め事や争いごとにも関わらなければならず、筆者が会長をしていた時には、近くの問題点について話したいから来いと言われ、話を聞いていたら、話し方が気に入らないと胸ぐらをつかまれた事もありました。
他の町内会との連携が必要な事があって、役員リストから電話してみると電話に出られず、何度電話してもつながらないので、手紙を投函したら電話がかかってきたので、「知らない番号は出ないことにしている。あなたのは登録したので今後は電話に出ても良い」という意味不明が事をおっしゃられている方もいました。
筆者も役員をやっている時は、知らない人からたくさん電話が掛かってきたので、身に覚えの無い電話番号から着信があるのは当たり前の事だと思っておりましたが、その方にとっては違うようでした。
その他、数か月に1回役員会がある事と、四半期程度で町内会を10組織程束ねた連合会なる会合にも参加しなければならないので、かなりの時間をとられるのが難点でした。
・開放や決まり事などがデータ化されていないので、会長になるともれなくダンボールをたくさん頂き、部屋が占拠されます。筆者の町内会ではUSBメモリーにある程度データが入っておりましたので、ダンボールはお家が広い役員の方にお願いしましたが、紙ベースの町内会がほとんどだと思います。
こうしてデメリットを記載してみると、役員にならなければデメリットはほとんど無いように思えます。
実際に役員をしていた時も、私を無理矢理推薦した方が何もしてくれませんでしたが、他の役員の方は、とても親切で困っていると相談に乗ってくれたり、連合会の出席が難しい時など代わりに行ってくれたりもして頂いたので感謝しております。
＜なぜ退会したのか？＞
・筆者は役員を全うして4年で退会しました。
退会した理由は単純に時間が無くなり、運悪く役員になったり、他の役員を選出しなければならない場合、役員もできず、他を探すという責任も取れないので、役員をまっとうしたタイミングで退会するのが一番良いと判断しました。
＜退会方法＞
・役員の方に言うだけです。
難しいようであれば、連絡するだけなので、退職代行などを利用しても良いかと思います。退職代行と違い代行する資格が不要なので、知り合いに頼んでコンビニからFAX送信でも良いかと思います。（町内会はSNSはほぼ通じません。メールも出来る人、できない人がいるのでFAXが最良かと思います。）
＜消防設備の会社としての関わり＞
・防災訓練の実施方法のレクチャーや水消火器の貸し出しなどで関わりがあります。
防犯や防災面でも協力を求めらえる事があるので、意外に関りはあります。
※この記事に関しては筆者の経験した町内会での事でのみ書いております。
町内会によっては内容が違う事もあるので、参考程度に受け止めてくださると幸いです。
その他、気付いたり思い出したりすることがあれば、加筆していく予定です。
Komentáře