基本的には、
①上部にある、黄色い安全栓を「抜く」
②ホースを「持つ」、火元へ向ける
(ホースが無い消火器は、ノズルを火元へ向ける)
③レバーを強く「握る」
(消火薬剤が出ます。)
この3動作で特段難しい操作では、ありませんが非常時に覚えていられるかは、わかりません。
覚えていられれば最高ですが、頭が真っ白で何も考えれなければ、どのメーカーの消火器でも、プリントシール部に図解入りで取り扱い説明があり、見れば直感で操作できるようになっております。
他は忘れてもいいので、一つだけ。
「消火器の使用方法は、消火器本体に使用方法が目立つよう記載している」
と、いう事だけ覚えて、身近な消火器で確認して頂けければと思います。
ちなみに、おおよそ20℃の温度で、消火薬剤の噴出時間は、15秒程度、放射距離は3~6m程度です。
筆者の実体験では真上に向けても、一般的に体育館程度の高さであれば消火できました。
(実際の火災で使用。加圧式の10型消火器を使用。)
使う機会が無いのが一番良い事ですが、使う事態になってしまったら、「消火器本体を見れば使い方が書いてありますよ。」というお話でした。
※上記消火器の説明は、全ての消火器の生産量の9割以上を占める、粉末消火器での説明です。
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